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旧グッゲンハイム邸の和室の表替え

塩屋の異人館・旧グッゲンハイム邸の2階に以前管理人さんが住まいされていた時の名残の和室が有り畳の表替えをさせていただきました。この和室は結婚式やイベント時の着替えなどの控室として大変重宝されているとお聞きしました。


塩屋の海を望む旧グッゲンハイム邸は明治、大正期に神戸に滞在したドイツ系アメリカ人の貿易商の家族にその名を由来し、コロニアル・スタイルの洋館は、1908年頃にアレクサンダー・ネルソン・ハンセルの設計で建てられたと考えられています。

畳の寸法が悪く引き上げる前にきっちり採寸しました。


畳床は建材床1寸の薄畳仕様ですが床の角が欠けて割れてしまっていたので悪い所を切り取り新しいボードを充てて縫い留めて補修しました。


旧グッゲンハイム邸は山陽電車塩屋駅の東100メートル程の塩屋東第一踏切を渡った所に有ります。


無事に家具を納めて仕上がりです。
これからもこの和室が活躍してくれたら嬉しいですね。
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